とやま虹の会について ABOUT US
とやま虹の会について
地域活動
日常の中で地域と共に考え、
地域と共に歩む。
日常生活圏単位の、小規模の顔が見える範囲で、地域住民と対話を積み重ね「地域の困りごと」を共に考え実践する、というのが、私たちの現在の地域貢献のスタイルです。
介護相談会


毎月第1水曜日の13:30~15:30「水橋ショッピングセンター・ミューズ」にて、水橋診療所の健康相談会とセットで介護相談会を行っています。
困ったとき介護相談がしやすいようにと、施設の職員が毎月交代で、握力など簡単な体力テスト、頭の体操などをきっかけにして買い物のお客さんに情報の提供を行っています。ぜひ気軽に声をかけてくださいね。
介護予防教室


水橋金尾新の公民館で、「楽しく介護予防をしませんか?」と金尾新町内会の皆さんにお声をかけ、2カ月に一回集まっていただいています。
内容は、シルバーリハビリ体操を中心に介護保険の話しや認知症、高齢者がかかりやすい病気や怪我など介護予防に関する豆知識を専門的な知識を持った職員がわかりやすくお伝えしています。また、季節の歌や懐かし歌を一緒に楽しむ時間も設けています。
皆様が元気に暮らし続けていただくために、お役に立てるよう続けていきたいと思っています。
認知症カフェ


平成29年度より、とやま虹の会・法人喫茶にて開催している「オレンジカフェ水橋」。
全国各地でも同様の名称によるカフェが開かれていますが、オレンジカフェは認知症の方や家族をはじめ、地域に住んでいる人など、誰もが立ち寄る事の出来る場所を指しています。
このオレンジカフェ水橋では笑いヨガや創作活動・交流目的による懇談などを通じて、認知症の方を介護する家族や地域住民が息抜き出来る時間を作っています。
平成29年7月には蕎麦打ちの実演や試食も行い、参加された方々の好評を得ました。
今後もカフェの定期開催を通じて、認知症や介護についての理解者・協力者を増やしていくとともに、地域の様々な人が交流し、生き甲斐を感じる事の出来る場面を提供していきたいと思っています。
サロン梅の湯


「サロン梅の湯」は、老若男女問わず、だれでもご利用できる「地域交流の場」となっています。介護認定の必要はありません。趣味の手芸や歌を楽しんだり、みんなで調理や健康体操をしたり。中にはお茶だけ飲んでいかれる人もいらっしゃいます。
いろんな教室や催し物、サークル活動が毎日行われていますので、気軽に寄り合い、出会いと人の輪を広げましょう。
サークル
俳句の会、よい映画をみる会、法話会、健康体操、水橋の郷土史、手芸の会、囲碁の会、抹茶を楽しむ会、うたごえサークル、習字、ラッピングアート教室、書道教室
介護×ICT
ICT化により、業務効率アップで働きやすく
現在、国は「働きやすい職場(環境)作り」や「介護業界のイメージの刷新」を図ることを目的に、介護現場でのICT化を推進しています。私たちとやま虹の会でも施設のICT化を進めるべく取り組んでいます。
WEB請求書発行
ご希望される方には利用料の請求書をスマホアプリで配信しています。
過去の領収書を無くす心配がなく、いつでもダウンロードできるので、医療費控除の申告の際にも役立っています。また紙を印刷しないため、環境にも優しい取り組みになっています。

勤怠管理システム
これまで紙での打刻からICカードを使用した勤怠管理システムを導入しています。
超勤や有休の申請もスマホで申請するので、紙に転記する必要もありません。管理者が勤怠チェックにかかっていた時間も大幅に削減されました。また、勤怠データを給与システムに取り込むことにより、給与担当者の負担も大幅に削減されました。

WEB明細
給与の明細書をスマホやガラケーを使って確認するWeb明細を取り入れています。
交代勤務なので給与支給日に全員に給与明細を配ることは不可能なのですが、Web明細を取り入れたことによって、全職員へ当日に配信することができています。
導入当初は「スマホの使い方が分からない」といった声も聞かれましたが、最近では「紙よりも確認しやすくなった」「休んでいても当日に明細が確認できる」といった声があります。
このWeb明細システムは他にも災害時の「安否確認」や「一斉メール」を配信することができます。災害時の情報の共有などにも活用していこうと準備をしています。

VR認知症プロジェクト体験会
2019年4月14日(日)
しらいわ苑
デイサービスセンター
株式会社シルバーウッド
堀江加代子様
60名
(とやま虹の会職員:21名/他、法人・会社・学生:18団体・39名)
「バーチャルリアリティで認知症を体験する」研修会がとやま虹の会で行われました。当日は法人内外から、たくさんの介護職員やボランティア、学生の参加がありました。
バーチャルリアリティとは仮想現実のことです。専用のゴーグルとヘッドホンを装着し、ゴーグル内に360度の映像が流れます。あたかも、その空間に自分がいるような感覚になります。動画は3本あり、「幻視(レビー小体)」、「空間認識能力」、「いま自分がどこにいるのか」を体験するものでした。どの動画も当事者が映像の作成に参加されているので、とてもリアルな体験ができました。グループワークでも各自の体験から意見交換を行いました。活発な意見交換があり、得られるもの、感じるものが多かったと好評でした。
この体験から、認知症の理解を深め、参加された方が各々の施設に戻り、この体験を話すことで、社会全体で認知症が支えられる世の中になればいいと思いました。
感想
- 今まで自分の視点でしか考えていなかったのだと分かった。この研修で見た映像や体験したことをもとに認知症の方と接していきたい。
- 教科書、マニュアル通りではなく、当事者が監修の映像をもとに、疑似体験できて良かった。
- 日ごろ送迎時に行っていることが認知症の方には恐怖だったことを実感できました。今後のケアにつなげたいです。
- 認知症の方が実際に体験されたことを、VRを通して知ることができよかった。今まで認知症の方への対応に自信がなかった。意見交換することで対応が間違っていないと自信が持てた。
- 最新の技術でより認知症が解明され、より多くの人に共有できるチャンスだと思うので、より普及してもらいたい。
アンケート集計[PDF]
アザラシ型セラピーロボット パロ
ベッドで過ごす時間が多くなりがちな入所者に、楽しくフロアで過ごしていただこうと「パロ」を導入しました。
特徴
- アニマルセラピーを期待できるアザラシ型ロボット
- 多数のセンサーや人工知能の働きによって、人間の呼びかけに反応し、抱きかかえると喜んだりします。
- 欧米では自閉症や認知症の方にセラピー効果を上げ、日本でも導入が進んでいます。
- 世界一癒されるロボットでギネスに認定されました。

タブレット端末の活用
しらいわ苑ホームヘルパーセンターでのタブレット(携帯端末)活用法をご紹介します。
- 訪問先で、訪問記録の入力と印刷ができるようになりました
これまで
- 専用紙を使用し、手書きで記入していた。
- 後日、パソコンに入力。
- 入力と確認の手間が発生していた。
タブレット導入後
- 訪問アプリを使用し、記録を入力。30分後にはセンターのパソコンに記録が送信され、記録システムに登録される。
- 専用小型プリンターで記録が印刷される。
- 入力と確認の時間が削減
- 情報共有のスピードがアップ
- 担当ヘルパーの予定が一目でわかる
- 急な予定にも対応できる
- 既往歴などが閲覧できる
- 他事業所と情報の連携が図れる
- LINEで簡単に連絡が済ませられる
- 社内のファイルサーバとつながっているので、エクセルなどが閲覧できる
- 利用者さん宅までの地図をGoogleMAPで調べることができる
- 利用者さん宅での「コミュニケーションツール」としても活躍中
(介護予防体操の動画・脳トレアプリ・料理アプリ 等)
職員の声
使ったことのないタブレットに最初は戸惑いがありました。入力も携帯電話と違うので、最初は音声入力に頼りながら、記録をおこなっていました。恐る恐るさわっていくうちに、操作にもなれて今では、自分の携帯電話もスマホに変えました。まだ手書きのほうが早いですが、事務所に帰ってからのパソコン入力の時間が削減されたので、業務がスリムになりました。
利用者さんも珍しい機械持ってるねと興味津々で、一緒に料理アプリを見て、これ食べたいとリクエストもされます。
ある日、利用者さんが救急搬送されたときに、既往歴がすぐに見ることができ、救急隊員の方に情報をすぐに伝えることが出来ました。
記録以外にも役立って、今では私の「相棒」です。
ベッドセンサーの活用
当施設ではベッドセンサーを使用し、24時間体制で見守りを行っています。このセンサーは、ベッドからの離床や異常な動きを検知した際に、自動でスタッフへ通知が届き、迅速な対応が可能です。ご安心いただける最新の技術を用いたケアを提供していますので、ご家族の方にも安心していただける環境を整えています。

組織づくり
自分らしい生き方、働き方を。
私たち職員が長く働きたいと思える職場を目指す取り組みです。
育児支援策
産前8週前からの産前休暇
(※法定6週前)
取得状況
年度 | 平成26年 | 平成27年 | 平成28年 | 平成29年 | 平成30年 | 平成31年 | 令和2年 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出産人数 (延べ) |
9人 | 4人 | 2人 | 3人 | 6人 | 2人 | 3人 |
育児休業
取得率:100%
男性の取得状況
年度 | 平成26年 | 平成29年 |
---|---|---|
取得者数 (期間) |
1人 (30日) |
1人 (14日) |
育児時間の取得
1日1時間取得可
(※無給、3歳の誕生日まで)
取得率:育休明け後、100%
短時間勤務制度
1日6時間の勤務
取得状況
年度 | 平成26年 | 平成31年 | 令和2年 |
---|---|---|---|
取得者数 | 2人 | 2人 | 2人 |
育児手当の支給
未就学児一人に付き1,500円支給
介護、看護支援制度
- 親の介護休暇
- 子の看護休暇
※法定に準じる
「仕事と家庭の両立」への取り組み
- ノー残業デイの実施
各事業所で指定日に実施 - 時間年休の取得
- 行動計画委員会の実施
腰痛予防対策
腰痛予防のため、様々な機器を使って介護を行ってはいますが、それでも日々の業務で身体を酷使しています。職員が抱える体の悩みは腰痛、ストレス、運動不足、疲労など多岐に渡ります。
そこで、「腰痛をケアする」という観点から福利厚生の一環としてボディメンテナンスを行うことになりました。
スポーツトレーナーと柔道整復師をお呼びし、月3回地域交流スペースで「ボディメンテナンス」を行っています。筋膜リリース、整体、水素吸入、アロマトリートメント、アロマストレッチ等を行っています。
職員からは、「腰痛が軽減された」「毎月通いたい」「リラックスできた」「痛いところはなかったが、体が疲労していることがわかった」という感想が聞かれます。
職員の健康は、法人にとっても健康経営につながるため、今後も「腰痛予防」と「腰痛ケア」に注力していきます。
セクシャルハラスメント、パワーハラスメントへの取り組み
1.職場におけるハラスメント
職場におけるハラスメントは、労働者の個人としての尊厳を不当に傷つける社会的に許されない行為であるとともに、労働者の能力の有効な発揮を妨げ、また、法人にとっても職場秩序や業務の遂行を阻害し、社会的に影響を与える問題です。
2.当法人は、ハラスメント行為を許しません
(ア)妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメント
(イ)セクシュアルハラスメント
(ウ)パワーハラスメント
3.対象
この方針の対象は、正職員、准職員、嘱託・パート等当法人において働いている方すべて、また、顧客、取引先の社員の方等も含みます。相手の立場に立って、普段の言動を振り返り、ハラスメントのない、快適な職場を作っていきましょう。
4.相談窓口
職場におけるハラスメントに関する相談(苦情を含む)窓口担当は次のとおりです。電話、メールでの相談も受け付けますので、一人で悩まずにご相談ください。また、上記2に当たるかどうか微妙な場合も含め、相談に対応、事案の対処をします。
相談窓口担当
法人事務局 人事部長 池田克己 |
---|
各職場所属長 |
労働者代表 高柳あけみ |
相談には公平に対応し、相談窓口担当者は相談者からの事実確認の後、所属長に報告します。その報告に基づき、所属長は相談者の人権に配慮した上で、必要に応じて行為者、被害者、上司ならびに他の職員等に事実関係を聴取します。
職員がハラスメントを行った場合は①行為の具体的態様(時間・場所(職場か否か)・内容・程度)、②当事者同士の関係(職位等)、③被害者の対応(告訴等)・心情等を総合的に判断し、就業規則、ハラスメント防止規程に従った処分を行います。
プライバシーを守って対応しますので安心してご相談ください。
5.相談者はもちろん、事実関係の確認に協力した方に不利益な取扱は行いません。
2022年10月1日
社会福祉法人とやま虹の会
理事長 池田 克己